【連載】今冬OPEN!ポスポス土井店のお店づくりストーリー(後編)

     
 

この連載では、“ベビーとおでかけをもっと楽しく”するため、育児中のママの声をまちに届ける活動をする『ママリボン』が、ママ目線でポスポスを徹底取材しています。第12話の今回は、ママサポーターの皆さんと新店舗に対する要望やママならではのお店づくりのアイディアを意見交換した座談会の様子の後編をお伝えします。

 
 

東区に今冬OPEN予定のポスポス土井店。

前回に引き続き、ポスポスママサポーター座談会【後編】をお届けします。

(前編では、土井店の概要や現地視察の様子、ポスポスについての本音で語った座談会をレポートしました→前編はコチラ

 

今回はいよいよ土井店のイメージを固めていきます。

 

●土井店、私はこうしたい!―あるとうれしい、店内のひと工夫

●ママのこだわりポイント―ロフトスペース―土井店ならでは!2階スペースと階段

   

ママサポーターのこだわりがいっぱい詰まったレポートです。

           

周辺環境の印象、ありがとうございました。今までお話ししていただいた皆さんが普段、困っていることや視察を踏まえて、 店内のイメージを一緒に考えていきましょう。

   

一木:

「土井店の入口はどんなドアが設置されますか?

というのも、実は、長住店でこどもがキッズスペースから飛び出して 自動ドアのほうに行ったことがあり、ヒヤっとしたことがあるんです。

 

―たしかに、自動ドアって入りやすく便利という反面、こどもの飛び出しには不安がありますよね。手動だと不便さはあるんですけど、不意にこどもが出て行こうとしても開けられる前に止められる可能性が高くて、安全な気がします。

         

佐藤:

「ちょっとした飲食スペースがあれば嬉しいです。持ち込みがOKで、イスとテーブルだけでもあったら。こどもにパンを食べさせたり、お茶とか飲ませられる場所って重宝します。」

 

一木:

「飲食スペースで何かが提供されていたり買えたりすると嬉しいですが、持ち込みできるだけでもありがたいですよね。」

   

\他にもこんなアイデアが/

 

馬場:

「私は絵本コーナーをよく利用しますが、今は本がずらっと置いてある感じなんです。それをコーナーごとに大体の対象年齢で分けていただけるとうれしいです。「今どれ読んだらいいんだろう」っていうのが分からないので。」

 

一木:

「たしかに、いろんな本が混ざってると短時間で買い物済ませなきゃ、なときには、時間かかりますもんね。赤ちゃん向けの本はこれ、みたいなコーナーがあるといいですよね。」

   

(数名のご意見)

長住店には買い物カートがなく、あるといいのにっていつも思います。カートにこどもを降ろせるだけで負担が減り、お買い物しやすくなります。

           

ポスポス土井店のいちばんの特徴となる、2階のロフトスペース。今までにはない新空間に、たくさんのおもちゃが並ぶそうです。 展示やデザインもこだわって作られるそうですが、ママサポーターの皆さんの視点からは、すこし気がかりな様子。

   

内田:

「2階があるのは嬉しいんですが、「階段」がすこし不安です。

というのも、階段って、こどもたちにとっては遊びの道具になってしまうんですよね。

上り降りで遊んだり、手すりにぶら下がったり、飛んだり…(笑)

目が離せない状況になると思うので階段がどんなものか気になります。

 

佐藤:

「すごいわかります。いちばんちょろちょろしちゃう危ない時期のこどもが、階段上ったり降りたりしたら…すごく気になると思います。」

 

ポスポス吉田:

「なるほど!皆さん、どんな階段だったらいいと思います?」

 

佐藤:

「小さなこどもと階段上り下りするんだったら、安全なものがいいですよね。たまに横や間が空いている階段があってあれは本当に危ない…」

 

一木:

「段差もすこし低めがいいですよね。高い段差の階段って、こどもには怖いですよね。」

 

吉田:

「あと、私たちが抱っこ紐をして階段を降りる時、足元って見えにくくないですか?あれ、怖いですよね~」

 

― 皆、声を揃えて「分かる!」と共感した、この“階段怖い問題”。せっかくの楽しいお買い物、やっぱり「安全であること」が大前提ですよね。

     

※2階と階段では、お手伝いが必要な状況に応じてスタッフがご対応します

     

最後に座談会の感想を伺いました。

 

吉田:

「育休をとる度に社会から遠のいてしまっているような感覚があり、私自身が人見知りをしてしまうようになってきていました。でも今日は気軽にこどもと参加でき、大好きなお店に携われ、自分が発言したことにみんなから共感をもらえたことが嬉しくて、元気になれました。」

   

佐藤:

「『今日、こどもとしか話してないかも…』と思う日が多くて。特に3人目が産まれてからは、外出にハードルを高く感じて家にいることが多かったんです。でも今日はじめて会う方といろんな話ができ、すごく楽しかったし、いい刺激になりました。」

 

一木:

「専業主婦になって社会から離れている感覚になることが多くて。 家事育児は当たり前、ほめられることもなくなってきてたんですよね。 でも今日こういう場に参加し、自分の言葉で発信したことによって、 皆さんに共感してもらえたり、ポスポスの役に立ててるって実感できた ことがすごく有意義に感じました。」

 

馬場:

「参加する前に、一人でいろいろ考えた時には思いつかなかったものが多く出ていて、こうしてみんなで一緒に考えることではじめて生まれる新鮮な意見があるんだ、と驚きました。とても勉強になりました。」

   

内田:

「終始、参加していたベビーに癒されました(笑)。これからママのサポートをしていきたいと思っているので、ママの生の声をきくことができてプラスになったし、お店作りのお手伝いが出来てることが嬉しく、よりポスポスへの愛着が増しました。」

 
 

ポスポス川村

「今日は貴重なご意見、新しいアイディア、ありがとうございます。あわよくば長住店を作る前に聞きたかった…!って話がいっぱいありました(笑)これからポスポスの店舗を拡げていくなかで、ママの理想に近づけるお店作りをしていきたいので、また是非アドバイスをいただけたら嬉しいです。」

 
 
 

ポスポス吉田

「皆さんからいただいたご意見を、現実的にどう店舗で表現できるか、早速、実行に移していこうと思っています。是非、皆さんの声が形になったところを見ていただきたいです。

今日皆さんとお会いしたことで改めて、ポスポスというお店、スタッフ全員がママに愛されるお店となり広げていきたいと感じました。

今後もポスポス×ママサポーターの企画をしていきます。

一緒にお店をつくる、新しいママと社会の関わり方をつくっていきましょう!!」

 
     

今回の座談会で、「ママにやさしいサービス」って結局は、「ママが“こどもを守るために”あるとやさしいサービス」であることに気づかされました。

 

いただいたご意見、そのすべての真ん中にあるのは“この子を大切にしたい”というママの優しい想い。

 

そもそも、子連れで利用する施設で“快適”と感じる基準って、ママの数だけさまざまです。そのすべてのニーズに応えることは、きっと難しいでしょう。

大型ショッピングセンターのような立派な設備もそりゃあ、ありがたいのだけど。

 

でも私はこの日、ママサポーターの皆さんの、今までの経験をフルに思い起こし、これから来店するママのためになるアイデアを絞り出そうとする優しさや、 それを身を乗り出してメモを取りながら受け止めるポスポススタッフの熱意に触れ、土井店は絶対にいいお店になると確信しました。

 

まずは“こどもを守る、ママの想いを知ること”

そして、どんなに小さくてもいい、そこから生まれる優しい工夫が積み重ねられたお店こそ、ずっと子育てに寄り添っていける居場所にきっと、なっていける―そう思ったのでした。

 

ライター/谷川智代子(ママリボン

 

 自身の経験から、小さなお子様連れの方が利用しやす いお店づくりやサービスを増やす活動“ママリボン”を 2015年より始動。ママの声を社会に届けながら、店舗 タイアップイベントを行い、優しいまちづくりを目指す 4歳娘の子育て中ママ。